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便秘と腸内

人間の体内の温度は約36度台あります。そして腸内は消化・吸収された食べ物の残りが行き着く先ですから、そんな場所に便秘によって溜められた食べ物のカスは腐敗し発酵され悪臭漂うゴミ捨て場と同じ状態なのです。

便秘によって腸内で腐敗、発酵がされると、悪臭を伴う有害物質が生じ、有害物質の中には発ガン性物質や、神経に害を与える成分もあります。そのため便秘によって、頭痛、肩こり、腰痛、老化の促進、成人病の原因となる等、体に様々な影響を与えます。

なので便秘を放っておく事は思った以上に危険な事で、1日でも早く便秘を解消して腸内に溜めないようにする必要があります。これこそが成人病を予防し、更に健康維持にも繋がる事なのです。

そのため便秘の時には免疫力を高めてくれ、便通を整えてくれるなど私たちにとって嬉しい作用を持つ善玉菌を増やしてあげることが大切です。
毎日健康的なお通じを繰り返すことで、排便習慣も身につきますから、便秘になったら善玉菌を摂取して腸内環境を改善してあげましょう。

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便秘の定義

便秘とは排便が正常に行なわれず、便が大腸内に長時間滞留している状態です。
通常健康な人であれば、1日に1回有形便が排泄されますが、便秘気味かな?と思われるような人であれば、2日から3日に1回しか便が排泄されない人もいます。

この状態は人によっては便秘となりますが、同じ状態でも人によっては便秘とならない場合があります。例えば腹部のハリ、食欲がない、全身倦怠感に見舞われる、腹痛や頭痛、めまいなどが自覚症状としてなければ便秘ではありません。

しかし2,3日に1回しか排泄がないものだけが便秘というわけではなく、毎日排便があるにも関わらず便秘とされる人もいます。それは毎日の排便の際、量が極端に少なく満足できない場合、それは便秘なのです。

このように同じ状態でも人によっては便秘であったり、便秘でなかったりすることから、便秘について一概に「これが便秘だ」と定義はされておらず、一般的に便秘とされるのは3日から4日以上排便が無ければ便秘とされています。

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便秘とガン

便秘で腸内に便や老廃物を停滞させておく事は体に様々な害をもたらすことになり、時に命に関わる大きな病気の引き金になってしまうこともあります。
ぜんどう運動が弱まり腸内に便が停滞したり、逆にぜんどう運動が過剰にることで腸内で有害物質が発生します。

この有害物質は腸の粘膜を刺激、破壊してしまいます。
そうするとポリープ、ガンの原因となるだけでなく、ここで発生した有害物質は血液によって全身に運ばれ、内臓などのDNAを損傷しガンを招きます。

しかし便秘が体に与える影響はそれだけではありません。更には便秘によって腸内細菌のバランスの崩れにより免疫力の低下から様々な生活習慣病の原因になる可能性もあるとされているのです。

そのため「ちょっとくらいの便秘なら」と便秘を放って置くと後で大変な事になりかねませんよ。「便秘かな?」と思ったら、ガンなど病気の原因になる前に1日でも早く便秘を解消することが大切です。

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便秘を簡単に考えない

慢性的な便秘になると気分まで落ち込んでしまいがちになります。
お腹の痛み、お腹のハリ、ガスがよく出るなどお腹が苦しく辛いと感じる事で気分が沈んでしまうものです。

また便秘は頭痛や肩こり、ニキビや吹き出物、口臭や肥満など様々な不快症状の原因となります。そして性別関係なく5人に1人が便秘とされ、検査では中高年の5人中1人にポリープが発見されています。

しかし自分は若いからといって安心はできません。
実は若い人でも便秘であれば大腸ポリープができていたり、ガンである可能性があるのです。便秘は気分だけでなく自分の体にも悪影響を与えるものです。

「まだ若いから」と本来であればしなくて良い心配も、便秘であるが故にその心配をもしなくてはならなくなります。そのため便秘で症状が軽いからと言って放って置くことはもちろん、便秘をあまり簡単に考えすぎないでください。

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便秘 食生活の変化

便秘の原因とされるものには食生活が挙げられますが、私たちの体内で健康を保つために重要な役割を果たしてくれる内臓やリンパには有毒な負荷がかなりかかっています。中でも腸は一番有毒な負荷がかかっていると言って良いでしょう。

昔と比べ現在の食生活にはジャンクフードが多く取り入れられ、またそれに近い脂や砂糖、そして刺激物を多用し加工された食品が多く摂取されています。
見た目や香りの良い食品を摂取し胃におさめているのです。

その結果、動物性たんぱく質や脂肪を分類するため肝臓が酷使され、それらを処理するための消化酵素も摂取量が増えるにつれ消費されています。
逆に植物性の食品である野菜、海藻類、果物などの摂取量が減っているのです。

また高たんぱくの食事が中心となっていたり、魚介類の摂取量が多い人もいるのではないでしょうか。このような食生活が便秘を引き起こし、腸内に「憩室」と呼ばれるくぼみができることで、食べ物のカスが残りやすく憩室炎や大腸ポリープ、大腸がんが発生しやすくなるのです。

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便秘でない人の腸内環境

便秘で悩んでいる人だけが腸内環境に気を遣っていれば良いというわけではありません。というのは自分は便秘ではないから大丈夫。と思っている人も便秘の人同様、腸内環境に目を向けるべきなのです。

毎日快便であっても自然に排泄したからといって腸内にある全てが排泄されているわけではないのです。つまり排泄しきれずに残ってしまった食べ物のカスや老廃物や便が腸内に溜まっているものなのです。

毎日快便だと思っている人であっても500gから2kg溜まっていると言われます。そして腸の細胞も数日で生まれ変わり古い細胞は便の一部として排泄され、腸のぜんどう運動により溜まりっぱなしということはありませんが、時間の経過と共に異常発酵腐敗が始まりガスが多く出るようになります。

この時ガスが強い悪臭を伴うものであれば、腸内細菌のバランスが崩れているということであり、悪玉菌と呼ばれる有害菌が増殖していることから、決して良い事ではありません。そのため便秘でないと思っている人も腸内環境には用心が必要です。

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便秘薬の常用は避ける

便秘になったからといって便秘薬を常用するのは避けてください。
便秘は辛く苦しいものですから、便秘で悩まされている人の中には、思わず便秘薬を服用してしまう人が多いですよね。

そもそも便秘の原因は主が食生活ですから、食生活や乱れた生活習慣を改善すると便秘も自然と解消する事ができるものなのです。もちろん便秘になる原因はそれだけではなく、他の病気から便秘になってしまう事もありますがね。

しかし自分の今の生活を見直すことも無く便秘になったからと薬などに頼ろうとする人は多いのです。ですが、実はこれらの行為そのものが腸へ負担をかけていることになるのです。

また便秘薬のみならず化学物質の薬の大半が体に悪影響を及ぼすものです。
本来病気の治療のため短期間使用されるのが薬です。
そのため便秘だからと安易に便秘薬に頼ったり、常用することは避けましょう。

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便秘薬を服用すると

今では数多くの便秘薬が売られており、その多くが腸を刺激する事で無理矢理ぜんどう運動を起こし排便を促すものです。でもこれは不自然ですよね。
本来であれば自然の摂理によってぜんどう運動が起こるものなのです。

ですが便秘で悩む人は「便が出なくて辛い思いをしているのだから」とついつい便秘薬に手が伸びてしまうものです。
こうして便秘薬を服用すること自体が腸に負担をかけるとも知らずに。

そこで便秘薬を常用している人の腸はどうなっているのかというと、腸の内部が部分的に痙攣(けいれん)を起こし便やガスが停滞しています。中でも痙攣性便秘の人が便秘薬を服用すると非常に強い症状が現れることもあるのです。

何故なら痙攣性便秘の人が便秘薬を服用すると、腸のぜんどう運動が異常に強くなり下痢または腹痛が引き起こされるからです。
そのため自分の便秘が痙攣性便秘であれば便秘薬の服用は避けるべきですし、痙攣性でなくても腸に負担をかける便秘薬の常用は避けるようにしましょう。

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便秘とガス

便秘を経験されたことのある人は分ると思いますが、便秘になるとガスが出やすくなりますよね。これはお腹にガスが異常発生していて、そのガスが消化管内に貯留している「鼓腸(こちょう)」の状態になっているためです。

誰でも食事や会話の際に空気をある程度飲み込んでいるものです。
それに普段口にする飲食物にはかなり空気が含まれており、これらの空気は胃袋に入りある一定の内圧を超えることで「げっぷ」となり体外に出されます。

しかし「げっぷ」を我慢すると次は腸へ行き小腸で吸収され血液中に拡散します。
それが呼気として息を吐くと体外へ出されますが、運動量がなければ呼吸も少なく、空気が排出しきれません。それが大腸へ運ばれるとガスになりやすくなります。

また便秘になると悪玉菌が増殖し、腐敗発酵が起こり腸内にはガスが大量発生します。改善には適度な運動をして呼気として体外へ出したり、自身の食生活や生活習慣を見直して便秘を解消することで悪玉菌の増殖を抑えガスの発生を抑えるのが良いでしょう。

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便秘と肌トラブル

便秘はお肌の大敵です。何故なら便秘になることで肌のハリ、ツヤが失われたり、ニキビや吹き出物、肌荒れやくすみなどの原因になってしまうからです。
これらの肌トラブルは便秘も大きく関係しているのです。

そもそも肌トラブルは自律神経の働きが悪くなることで、皮膚の血行も悪くなるためであるとされ、更に便秘になることで何日もお腹の中に便を停滞させておくことで悪玉菌は増殖し有害物質が発生します。

しかし腸で発生した有害物質は腸内のみならず全血液へと溶け込み全身を駆け巡ります。そして全身を血液により運ばれる毒素は肌荒れの原因となるのです。便秘が原因となる不調がある場合にはまずお腹の中から綺麗にスッキリ解消しましょう。

このように便秘によって腸内で作り出された有害物質は肌荒れの原因となることから、便秘はお肌の大敵とされているのです。こうしてお肌と深い関係にある腸のバロメーターとなるのが「腸年齢」です。一度測定してみてはいかがでしょうか?

以下のブログで腸年齢をチェックできます。
URL:http://blog.yakult.co.jp/cho/archives/2006/12/cho_check.html

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「便秘 排泄のメカニズム」の目次

便秘 排泄のメカニズム [10]


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